【遺言】脚が悪くて家から出られないが遺言書を残したいというお客様の解決事例
当事務所では相続について無料相談を実施しています。
宇多津・丸亀・坂出を中心に香川県全域から多くのご相談をいただいております。
相続・遺言について少しでもお困りの方は是非お気軽にご相談下さい。
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お客様のご状況
宇多津町にお住まいのC子さん(80代)から、新聞折込チラシを見たとお電話をいただきました。
C子さんは数年前に胃がんを患って入院して以来、脚が弱ってしまい、ご自宅から外へでることが難しい状態になられていました。
癌の治療は終わったそうですが、ご自分が亡くなった後のことを考えて一年以上まえから少しずつ不要な物を処分したり、葬儀屋さんと家族葬の契約をご自分でされたりと、準備をすすめられてきたそうです。
しかし、ご自宅の土地・建物と預貯金をできれば全て長女に残したいとのご希望をもっており、そのためには遺言書を書かなくてはいけないが、足がわるく出かけられないのでどうすれば良いか、お困りだったところ、当事務所の新聞折込チラシを見つけていただいたそうです。
当事務所からの提案&お手伝い
沢山自分で字を書くのは難しい、とのこともあり、公正証書遺言についてご説明しました。
ご遺族が検認のため家庭裁判所に行く必要がなく、スムーズに手続きできることや、公証人の先生が出張でご自宅まで来てくれるので、家から出なくても手続きできることをご説明して、是非公正証書遺言を作りたいとのお話をいただきました。
ただ、全ての財産を長女に渡すとなると、他のお子さまの遺留分を侵害することになると説明させていただきましたが、他のお子様には、嫁に行ってからもずっと身の回りの世話をしてくれている長女に財産を残すことを理解してもらっており、他のお子さまたちは東京に出ており、入院した際にも面倒を長女に押し付けたようになっていることを謝っていたので大丈夫、とのお話しでしたので、すべてを長女に残される内容とすることにしました。
C子さんのご説明通りか、念のため財産調査と、相続人を特定するための戸籍の取寄せを実施し、公証人と協議をしながらC子さんのご希望どおりの遺言文案を作成いたしました。
結果
遺言作成当日、C子さんの宇多津町のご自宅に公証人の先生に出張してきていただき、公証人の先生からも遺留分についてのご説明もありましたが、B子さんからはっきりした意思表示があり、ご希望どおりの遺言書を作成することができました。
(個人の特定を防ぐため、実際にお受けした事案とは状況等を変えてご紹介しています。)
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